得する部屋探し>格安物件に潜む罠と見分け方

○格安物件に潜む罠
他のページでもご紹介したように家賃は周りの相場で決めている
ケースが多いので、そんなに家賃のひらきはないはずですが、
たまに明らかに周りよりも格安だという物件があります。
理由としては色々考えられますが、よくあるケースとして
�@事故物件（自殺や他の部屋で事件があった等）
�Aお墓や線路、高速道路が近い
�B洗濯機置場がない
�C現況渡し（リフォームされてない）
�D交通が不便（バスで２０分など）

�@の事故物件に関しては、予め不動産会社で説明する義務があります。
これは宅建業法で定められておりますので説明がなければ違反になります。
ただし、この説明義務は事故後、次の入居者だけに説明すればいいという事に
なっていますのでもしそこで自殺があっても、次の入居者が入り
その後に入る場合には説明されることはありません。
したがってあなたが今住んでいるマンションで昔事故があった場合もあります。
怖い話ですが十分にあり得ることです。

上記の�@〜�D以外にも罠は潜んでいます。
これは実際にあったケースですが、
内見時にキッチンに小さなゴキブリがいたので気にはなっていましたが
お客さんもそれを気にせず契約をしました。
しかし１週間して解約したいとの連絡がありました。
理由を聞くと、キッチン周りに1日数十匹のゴキブリが出るということ。
しかも殺しても殺しても一向に減らないということでした。
その後管理会社に連絡をし早急になんとかしてくれとお願いをしました。
しかし管理会社曰く、過去何度も建物全体でゴキブリ駆除をやったが
一向に減らないということ。
私も仲介でしたのでその物件の特徴をほとんど知っておらず
お客さんには大変嫌なおもいをさせてしまったケースです。

部屋を探す際は仲介業者に頼むケースがほとんどだと思いますが
仲介業者も全部の物件を知っているわけではないで注意が必要です。
「お客さんと内見するのが初めてです。」
というような営業マンも多いと思います。
ですからそういうことを避ける為には、
出来るだけ希望エリアの近くの仲介業者に聞いてみる事をおすすめします。