その仕組みを説明するために解りやすく・・・?それぞれに名前をつけます。
貸主(大家さん) →大家じいさん
募集をお願いする不動産会社→元ダヨ不動産(もとだよふどうさん)
不動産仲介会社 →間不動産(あいだふどうさん)
あなた →仮泰蔵(かりたいぞう)
まず大家じいさんは自分の所有するマンションの一室を貸したいと思いましたが
高齢のため、また借主とはあまり直接のやりとりをしたくないと考え
地元の元ダヨ不動産にお部屋を貸したいと相談をしに行きました。
元ダヨ不動産は喜んで引き受けましたが、もし決まった際には
礼金1ヵ月分を手数料という形で頂く約束をしました。
何故礼金1ヵ月が必要かというと募集をするのにはお金がかかるからです。
インターネットに掲載したり、募集図面を多くの不動産会社に配布したりと。
大家じいさんは礼金は借主が払うものだから自分が1ヵ月分もらえれば
残りの1ヶ月は支払ってもいいと考えました。
大家じいさんの貸したいお部屋は元ダヨ不動産がレインズ(不動産会社間の情報サイト)
に登録したりすることで、間不動産にも情報が届きました。
たまたま間不動産にお部屋を探しにきた仮泰蔵くんは、
間不動産が紹介する大家じいさんの物件が気に入り、
内見(お部屋を見ること)→申込み→契約をしました。
賃貸借契約上の関係は、
大家じいさん(貸主)⇔仮泰蔵(借主)ですが、
礼金、仲介手数料に関しては下記の下記のとおりです。
大家じいさん⇔元ダヨ不動産⇔間不動産⇔仮泰蔵
礼金1ヵ月分は大家じいさんから元ダヨ不動産に
仲介手数料は仮泰蔵から間不動産に。
なんとなく関係性がわかりましたでしょうか?
しかし不動産の知識が少しある人には次のような質問が出てくるかも
しれません。
[賃貸の仲介手数料は双方(貸主・借主)から受け取る合計の額が1ヶ月を超えてはならない]
それについては別のページでご説明いたします。
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